ニューヨークから帰って数日経つものの、まだまだ感動の余韻と時差ボケは残る。。
さて、以前学長が言われたことで印象深い言葉がある。
それは、真実(事実)と真理の違い。
事実とは実際に起こったこと。その捉え方で出来事の意味が全く変わるように、実際の出来事、事実とは関係なく真理というものが初めから存在する。
例えば、YSこころのクリニックを開院する前に学長は「鬱病は90日で90%治る」という本を出した。
もちろん、データを取ってその通りでなければ本を廃棄する予定だったらしい。結果的に95%くらいの人が寛解している。
ある意味それもその時点では事実とは言えないかもしれない。しかし、全ての人の中にすべての問題を解決する力があり、それが真理だとしたら、「鬱病は100%治る」という本があったとしても嘘ではない。
学長は以前、「嘘」と言ったら真我以外はすべて妄想であり嘘であると言われたことがある。
ものすごく衝撃だった。
人によっては誇大表現だとか真実でないという人もたまにいるが、私は過去の大勢の人たちの体験談からしても、真我をどれだけ大きく表現しても極々僅かに感じてならない。
ひょっとしたら人が思う誠実さや真面目さ正しさが真理の追求の邪魔をすることがあるのではないかとさえ思った。
真我を追求していると、ふと今までの自分の中の常識が消えることがある。
どこまでも無限を感じる。