「意識」と「知識」

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今回の「時間次元管理手帳」、内容的には完成したものの、すべてのアンケートを学長やスタッフで読ませて頂いた結果、あまりにもスケジュール帳の部分へのリクエストが多く、学長のアイデアで手帳が中に入った本にして制作することになった。

これだと説明も十分に入り、お気に入りの手帳に挟んで使うことができる。

そして、いつでもどこでも自分の時間と次元を管理することができるのだ。

意識次元をあげることが何より一番の時間管理になる。なぜなら優先順位が明確になるから。

しかし、一般にこの手帳を販売となるとやはり説明がかなり大切になる。

普段何気に使っている「意識」や「次元」やといった言葉は馴染みのない人のほうが多いかもしれないからだ。

以前、大学で教授をやっている友人に「意識」という話をしたことがある。

意識の話をしていると、その友人が「意識というのは、自分を意識するとか、意識があるとか無いとかそういう意味?」と不思議そうな顔をして聞いていた。

「次元」といっても全くなんのことか分からないという反応だった。

普通の言葉だと思っていたので少しショックだった。世間一般ではまだまだ「知識」が何より重要視されているように思う。

 

さて、今回の手帳の制作にあたり、学長に「意識」と「知識」について尋ねてみたところ学長の説明はとても明快だった。

知識とはいわゆる素材そのもので、意識とはその素材を加工していろんなものに使うことだと。

食べ物でいうと、知識は肉や野菜など食べもののことで、意識とはそれらを食べることによって栄養となって自分の体になるようなもの。

また別の言い方をすると、知識とは道具そのものであり、意識はその道具の活かし方であり使い方であるという。

どんな優れた知識を持っていてもきちんと実際に活かして実社会で役に立たなければ全く意味がないのだ。

科学の世界でも知識としていろんなことを知っていても本当の意味でそれを使えないと何の意味もないと言われた。

なるほど!と納得。意識次元が上がると今目の前にある全てが最高に活かされると思うと、まだ見ぬ世界が展開するようでとてもワクワクした。

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