いつもはなんの広告にも興味を示さないのに、佐藤学長のNY講演会のチラシに見入っていました。 一緒に行こうと誘ったのですが、しばらく考えてからやっぱりやめると行きませんた。でも、迷う事じたいめずらしいのです。息子には広汎性発達障害(アスペルガー症候群)があります。
学長の面談で自分のしたい事を話し、とてもやる気を出していましたが、あんな態度は滅多にしません。
その時の感覚を息子は以下のように表現しました。
完全にイメージです。どうぞ察してください。
Blue bubbling brook smooth round stones
Stone getting rounder calm
さざ波が立つ小川の底に滑らかな小石が見える。石は水に削られて丸く滑らかになって行く。 穏やかな気持ち。
学長さんに会って、自分の気持ちが和らいで穏やかな気持ちに、清らかな気持ちになった。そんな感じなのかなと理解しました。情景として美しいなあと感じます。
面談の後、早速彼の陶芸を売る話がきて、これはチャンスなんだと自覚し、息子を励ましました。前のクラスでは、ひとつの作品も仕上げなかったのに、なんと12−3個の作品を作って、マーケットに臨みました。せっかくなので、彼の作品を紹介しようとYouTubeを作ってみましたが、短いながら、自分の陶芸に対する思いも語ってくれて、嬉しかったです。何より、息子自体がとっても生き生き嬉しそうでした。あんな息子を見たのは初めてかも知れません。
生活全般から見ても、前より機嫌がが良くなり、神経質に怒ったりすることが減った気がします。ユーモアがあるというか余裕が出てきました。陶芸に関しては、やる気が出て来て、新しい試みを楽しんでチャレンジしています。それがまたユニークで、器に鼻が付いている。 なんで?と思いますが本人は至って真剣なので、「面白いねー」と褒めています。
作品の思いも、以前は「別に何もない。」と言っていましたが、今は聞けばいろいろ出て来て、何か詩的なので、彼の世界を少し垣間見ているかがします。
ブログを始めようと思ったのですが、彼に関しては、書き始めたら、書きたいことは膨大なような、でも書き始めようとすると何から書いていいのか分からなくて始められないでいます。コンピューターが苦手なこともあるのですが、焼山さんに難しく考えなくて、短い記事でも良いとアドバイスをもらいとにかく始めようかと思っています。お約束したのに実行できてなくてすみません。
日々、内観光受、真我の実践を唱える、神成瞑想、美的発見、学長のvideoを見るなどしてパワーを頂き、光に戻して頂いています。慣れてくると、いつも自動的に反応して自分がどれだけ三日月を見て翻弄されているか思い知らされます。いつも満月を見ていられるように心がけます。ありがとうございます。』