昨日の特別登壇での続きです。
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(質疑応答で、ある方がご近所の迷惑行為に関しての質問をされた。)
学長『真我といっても、中には悪い人もいるというのは当然のことです。
その時の生きる技とは、人間関係は性善説、システムは性悪説。
家に鍵をかけるというのは泥棒が入るという前提。ハンコを押す時に気をつけるのも性悪説。ルールはある程度性悪説の方がいい。
それは社会のルールも同じで、車が走っているのも、信号や標識がある。それがなければかえって不自由なのです。自由と秩序が必ず同時に必要なのです。
そこのところが大事です。迷惑行為をする人が常に隣にいるときついじゃないですか。
だから、一つは、ルールをきちんと伝えること。もう一つは、それを全部克服すること。
周りの人全部がそのようなことをしたら、どこに引っ越してもそうですよね。
それを超越する自分になる。
今、ここにいる時でもどこかで悪いことをする人がいるかもしれない。そのようなことを心配していたらキリがない。
今でも、体内の中で何が起きているか心配していたらどうしようもない。全部心配をしていたら、心配にやられちゃいます。不安にやられちゃいます。
世の中、いろんな人がいるのだと、大きい人間になる。でっかい人間になる。
隣の人と仲良くなって、きちんと伝えられたら素晴らしいです。
例えば、家族だってそういうことがあります。近所ならまだしも、同じ家に住んでいたら、そういうわけにはいかない場合もあります。
それも含めて、そういうテーマで真我を深めても良いのです。もしも、その人のことで真我を深めることができたら、その人のおかげで、迷惑行為どころではなくなる。
それを超越する自分になりましょう。
いろんな悩みや苦しみを持っている人は、全部思い通りにはなりません。
しかし、もしも反対から見たら、反対かもしれない。
あの人、なんでいつも不機嫌そうな顔をしているのだろう。なんで人を睨みつけるのだろうって。
偉い迷惑だと向こうは思っているかもしれない。そういうこともあるのです。
自分がルールを決められる立場だとそうすればいいし、そうでなければそのような人に相談をすればいいし、また、自分で完全に克服すればいいのです。
そういう人がいても気にならない。その人はいろんな心に苦しみを持っているからなんだなって。
本当は心が繊細で優しいから、でも小さなことで悩んでいるんだなって。
お酒は憂さ晴らしだったり、タバコを吸うのは煙に巻いたり、人間はみんなそんなものだということ。自分も迷惑をかけているかもしれない。
そこの中で、うまくいける自分になりましょう。私も全部そのような人を引き受けて、東京駅の真前に病院も持ってやっているのです。
私はそのような悩みや苦しみを持っている人が来るのが一番の喜びなのです。
私が必要とされているから。人間としてこれほど嬉しいことはないです。あなたが必要だと。あなたでないとダメだと。
難しいことであればあるほど、あなたでなきゃダメだという声に聞こえる。
その時に自分の心に筋肉がつくと思ってください。自分にいい人は自分に自信をつけてくれる。難しい人は自分に力をつけてくれる。
自分に自信をつけてくれているか、力をつけてくれているか、どっちかですが、どちらも大切な人なのです。
必ずこの人間社会で生きていると、どちらかの人、それか、当たらず触らずのどちらでも良い人。
そういうことで、自分の心のスイッチでどちらでも自由自在にできるのです。ものすごく便利なのです。
その、今まで生きてきた自分を自分だと思ったら大間違い。もっと無限なる自分、究極の自分がいるのです。
それを引き出していく。それを自由に引き出せたら、それを神業と言います。
ぜひ、それをきっかけに自分を極めましょう。もし、それができたら、その人のおかげじゃないですか。大事な人ですね。
その度に引っ越していたら、お金も持たないし、そのままそこを天国にするのです。
その状態のまま、天国にしちゃうのです。その状態のままです。状況でなく。
気にしたら、その自分の心でやられちゃいます。体や環境の状態でなく、一番の敵は自分の心なのです。
自分の心をコントロールできないから苦しいのです。だから統合失調症や鬱病になったりするのです。
それが体の病気になったりする。だから自分の心の王国の支配者になる。あなたの体も心もあなたなのです。
自由に使って良いのです。それには、時間の無駄をなくすことなのです。