質疑応答より その2

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質問者:子供の不登校と両親の仲の良さというのはどれくらい関係がありますか?

 

学長:仲が悪い、良いとかそれだけが原因ではないのです。もっと根本的なものがある。

 

ご両親お二人にもお互いにお父さん、お母さんがいるでしょ。ずっといるわけです。その過去の何かが隔世遺伝で来る場合もあるのです。

 

それが一つの根本的な原因になる場合が多い。それから、根本的な原因だけではなく環境的な原因もあるのです。

 

その学校は自分には合わないとか、その職場で働いている人が自分とはそりが合わないとか。

 

だから楽しくないから行きたくないと、そういう場合があるのです。

 

頭の中に何かを詰め込むだけの学校は、もうそろそろ古い体質だと思えれるような世の中になった方が良い。

 

その子の才能を引き出す、やる気を引き出す、愛を引き出す。

そういうふうに教育も変えていかなくてはいかない。

 

しかし親は一番影響力があるから、子供が引き篭もっていても親が変わると子供が出だす。これも不思議な現象でしょ。

 

みんな親は引きこもっている子供が悪いと思っている。何か問題を起こしている子供が悪いと。

 

でも子供をなんとかしようと思ったら、ほどんど上から被せみたいにやっている。

するとますます動けなくなる。

 

ではどうして親が変わると子供が変わるのか。子供が変わって親が変化する場合もある。

 

子供が変わって自分達も変わると先祖も変わる場合がある。

 

これはどういう原理かといいますと、この室内にパーテーションがあって、半分に仕切っているとする。

 

こちら側も向こう側も空気がある。こちら側の空気が汚れているとするでしょ。

 

それは人の心だと思ってください。そして、こちら側に強烈な空気清浄機があるとします。

 

そうすると向こう側の部屋もパーテーションですから、向こう側の部屋も全部綺麗になる。

 

そうゆう原理だと思ってください。子供が変化すると親も変化する。親が変化すると子供も変化する。

 

そういう人はいっぱいいるのです。子供が真我をやって親の癌が消えるとか。

 

空気の例は喩え話ですが、全部、心も深いところではみんな繋がっていると思えばいいです。

 

みんな繋がっている。

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