※「佐藤康行の引きこもり支援」プログラム質疑応答より
質問者:娘が暴言を吐き、時には殺してやるといった言葉を発します。どう対応すれば良いか分かりません。
学長:この引きこもり支援はズームでやっています。そしてほとんどお母さんが多いです。
お母さんとやり取りをしている間に、子供が家から出だしたり自然と変わったり、そう言う例がいっぱい出ています。
故に、何を言いたいかというと、娘を変えてやろうではなく、お母さん、親が変化をすると娘は自動的に変わるんだということ。
反射鏡なんだと。これなら楽でしょ。
娘を変えてやろうとすると、そういう暴言をかい潜ってやらなきゃいけない。
その間に自分の心がやられてしまうかもしれない。ですよね。
だから、自分一人が変わるんだと。変わるというのは、愛を求める叫びという、娘は愛を求めているのです。
自分の思いが周りに通じてないと思っている。
通じないから、ついつい見えないもの、お化けと戦っているみたいになるわけ。
でもそれはもう一度言いますが、愛を求める叫び。そして愛したい叫びなのです。間違いないです。
それが答えです。
お母さんが娘を愛することを、美点発見でもいいし、完璧愛ポストでも良いから、書いてください。
子供は自分を教育してくれているのだと思って。
教育してくれているのだけど、普通の会話じゃない世界の会話ですから、それは通訳すると全部愛なのです。
愛を求めている。わかってほしい。認めてほしい。
これは間違いないです。
私は何万人の人をこれでやっていますから、全部通用します。
お母さん、ただ一人。そのうちに少しづつ変化していったら、娘と一緒に歩んでいけばいい。
今はお母さんただ一人変化するだけで、できたらお父さんも一緒にできれば良いです。
それが子供の真我に反射鏡になります。
子供の真我が鏡に映るように、反射鏡になってご自分達も物凄い学びになります。
子供はこういうことを教えてくれているのだと。
身をもって、命懸けで、そこにしばらく集中してください。
今が一番大事な時だと思って。
愛を求める叫びなのです。良いですか?愛したい叫びなのです。答えは決まっているのです。
何を言おうがどうしようが、殺したいと言っているのも愛を求める叫び。
それほど自分を愛しているが故に、そして自分がみんなに認められたいが故に。
死ぬほど認められたい、わかってほしいということが変化した、変化球の言葉です。