※学長(佐藤康行先生)の講話より
ここでは心というものを研究し、その使い方を教えています。
イギリスにケンブリッジ大学がありますが、そこで心を研究しているらしいです。
その結果として、人は一日最大約35000回、何かを判断しているというデータが出ています。
一日ですよ。35000回何かを判断している。今も判断している。今日も来ようかどうか、何を着るか判断している。
朝ごはん何食べようか、この辺でやめておこうか。これ以上食べたら太るんじゃないかとか。いろいろ判断している。
そして、出会うものによって判断も変わる。出会う人、こと、もの。
空の天気。昨日は雪が降りましたね。
何かを判断している。
その判断がもしかしたら、素晴らしい良い判断になるか、それとも命取りになる判断になるか。
いきなり鬱病になったり、癌になったり、巷にはいくらでもあるじゃないですか。
その判断はどういう基準でしているのかということなのです。
判断は何が基準になっているか。結論から先にいうと、記憶が判断の元になっている。過去の記憶です。
過去の記憶。昨日の記憶。一年前の記憶。十年前の記憶。
生まれた時の赤ちゃんの時の記憶。生まれる前のお母さんのお腹の中にいる時の記憶。
お母さんが何を考えているか、全部お腹の子供が聞いていると思ったら良い。それも人生に影響を与えると思ったら良いです。
もっと先をいうと、遺伝子の記憶。
遺伝子も記憶だと私は捉えています。先祖代々、江戸時代、鎌倉時代、原始時代、いろんな生命体の創生から、その記憶も全部背負っている。
膨大な記憶があるわけです。
その記憶を元に皆さん判断をしているのです。
もっというなら、自分と自分の先祖だけではなく、自分と人類の記憶も背負っている。
他の国の記憶も背負っている。伝染病の記憶も。昔はコロナよりももっと怖いペスト菌だとかもあり、いろんな記憶を背負っているのです。
それで判断をしている。
その判断は1センチが、何十キロにもなるわけです。
チラッと浮かんだ判断が運命を決める場合もあるのです。
チラッと浮かんだ判断を言葉に表したり行動にしたり。
殺人をする人もチラッと何か浮かんでパッとやって、それで一生涯人生をダメにする。相手も自分も。
だから、そのチラッと浮かぶものをコントロールできればいいけど、今の世の中の考え方では無理なのです。
考え方とか頭の知識はある程度コントロールできます。
しかし、自分の中のチラッと浮かぶものはなかなかコントロールできません。
どうにもならない自分の心。その心で海外に行こうとどこへ行っても持参するから、どこへ行っても変わらない。
その心を人間はどうすることもできなかった。
心をどうしたらいいのか。
お経を読んだり千日開放をしたり、いろんな修行をしたりして、でもその人の本質が本当に変わったか。
私はみた事がないです。
それに挑戦なのです。
答えはただ一つ。真我に目覚める。真我に覚醒する。
これは全部あなたの記憶を書き換えることができる。
あなたの潜在意識を書き換えることができる。
そうするとチラッと浮かぶ思いも、物の見方の変わってきます。
捉え方も変わってくる。一番良い方法を選べるようになります。
真我、真の我は神の我です。神の中には記憶はない。だから全部打ち消すことができる。
御破算で願いましてはと、打ち消した瞬間、あなたの次元が上がる。
打ち消す、また次元が上がる。
また打ち消す、また次元が上がる。
次元が上がると景色が変わり、全体が見える。軽くなる。浮く。
重くなると沈む、それが病気の原因になったりする。
海で石ころとか重いものを持つと沈むでしょ。
石ころが過去の記憶だと思ってください。
石ころが消えると、浮いてくる。助かる。
そういう原理です。