※学長(佐藤康行先生)と受講生の質疑応答より
質問者:トヨタの吉田さんのエピソードは、普通では感情に負けてできないと思うのですが。
学長:私は自分を変え続けて、この真我まで辿り着いたのです。
そのトヨタのセールスマンと口論して、営業妨害で訴えてやるってやっていたら、そこから先はそういう人生が待っている。
私は自分の生き方を遠回り人生といっているのです。
結局、遠回りした方が近道になる。
そういうことなのです。遠回りの方がいいのです。
近道すると力が付かないです。
だって、そのトヨタのセールスマンが私に「勉強になった」って言ったのですから。
絶対勝ってくれそうもない人が買ってくれたということは、あとは全員に売れるということですから。
100キロのバーベルを持てたら、それ以下は全部持てる。
最も難しい人に売れたら、あとは誰にでも売れる。
だから、遠回りが近道じゃないですか。
人を見たらみんなお客さんに見える。
感動の極みでした。
それも人生です。もちろん、私の影響を受けても受けなくてもあなたの自由です。
質問者2:太陽のカウンセリングを人にすると、満足はしてもらえるのですが、その先の真我のことを伝えると、「今はお腹がいっぱいだから結構です」と言われます。
学長:今、相手が「お腹がいっぱい」って言いましたね。
実は、人間の心はお腹いっぱいはならないのです。
人間はどれだけ認められても、どれだけ褒められても、まだまだ足りない。
同じ言葉で言っていると、それはもう聞いたから「お腹いっぱい」となるでしょう。
相手は飽きなければ、またお腹が空くわけです。
「お腹いっぱいになった」という相手の言葉ではなくて、自分の進化に目を向けてください。
質問者3:知人に「美点発見」をやってもらったら、9つ書いて、これ以上書けないと言われてしまい、なんて言って良いかわかならなくなりました。
学長:あなたがその人の美点発見をやってあげれば良いのです。
9つしかできないって言ったのでしたら、「そうなんです。普通は皆んな10までしかできないっていうんです。
でも〇〇さん、あなたはもっともっと隠れている美点があるのです。
ここからが第一歩なのです。ここからなのです。
出ないところから捻り出すのが出発なのです。
9つも認めてあげる。
でも、それで今までの人生があるのですから、そこから書いたら、新しい人生が待っているのです」って伝えてあげる。
三日月の見えない隠れている部分を書く。
だからここから先なのですよって強く言ってあげる。
10から先なのですよって言ってあげたら、やる気になるかもしれませんね。