※『美点発見実践セミナー』での質疑応答より。
受講生:どうしても美点が見つからない人の美点発見ができました。ありがとうございます。
学長(佐藤康行先生):そう、思えないことをするのです。
でもある程度できたでしょ。思えないことができちゃうのです。
三日月を見て丸いとは思えないじゃない。どう見ても三日月なんだから。でも間違いなく、あることはあるでしょ。
人も同じだということです。
それをもっと短くいうと、人間は自分が思っている自分と、他人が評価する自分と、本当の自分がいるわけ。この3つ。
自分がこんな自分と思っているのがあるでしょ。それと、他人は100人いたら全員違うでしょ。
悪口を言う人もいるかも知れないし、褒める人もいるかも知れない。他人が思っている自分も自分が思っている自分も自分じゃない。
そう思っている自分なのです。だから三日月と同じなのです。
まん丸な神そのものの、愛そのものの、真我そのものの自分がいるんだという前提。
前提だから書けるのです。こっちは丸いんだという前提だから書けるでしょ。
そしたら丸くなってきたというのが真実なのです。
どうしてもそう思えないと言うのは、その人に足を引っ張られてるってことです。
でもそれは良くないよね。それが嫌いな人だったら、一番嫌いな人に自分の人生を邪魔されていると言うこと。
それを変えるのは、向こうではなく自分なのです。
正確にいうと変えるのでなく、本当の自分に気づくのです。まずは形から入る。図から入る。ほら丸いじゃないかって、そしてそのように扱う。
そうしたら、事態がガーッと変わってきます。
そしたらメガネが変わるから世界を見る目が変わります。