以前、真我体道について学長が話された時の内容です。
学長: 真我体道といっても運動ではありません。
体を通じてあなたの人生を素晴らしい方向へ持っていく、そこから色々な気づきを得ていくというもの。
心と言葉と行動であなたの人生、運命が決定されます。
毎日毎日どんな心で、どんな言葉を発し、どんな行いをしているか?
それが、あなたの運命そのものです。
特に人間関係、私たちは一人で生きてるわけではありません。
人との絡みの中で幸福を感じたり、不幸を感じたり、嬉しい思い、悲しい思いをしたりします。
それは夫婦、親子、兄弟、親戚、職場の人たちである。
そういう人間関係の中で嬉しい心になったり、悲しい気持ちになったりします。
あなたが真我の心、真我を引き出し、自分の中にこんな愛そのものの心があったんだということを発見されました。
できるなら、その心で生きていったらどんなに良いか、そう思いませんか?
それをちゃんと行動に表して、実行に表し、日常生活の中で表すことができたら、どれだけ素晴らしいか!そう思うでしょう?
それを訓練するんです。
あなたはなるべく幸せな気持ちになって、喜びいっぱいで楽しい毎日を送りたいと思うでしょう?
でも、あなたは人と関わっている、あなたがそう思うように、あなたの周りの人も同じようにそう思うわけです。
人を通じて嬉しい思いになったり、悲しい思いをさせてくれたりすると言えますよね?
でも、あなたは人が自分を幸せにしてくれるのを待ってますか?
どうですか?
自分から相手を幸福な気分にさせてあげることが、絶対的に真我では基本です。
あなたが、誰かから何かをしてもらおうと思った瞬間から、それはズレです。
あなたが先にやることです。
だから、相手はどんな人でもいい、あなたを不快にする人でもいいわけです。
あなたが相手を幸せな気持ちにしてあげたら、後は時間の問題です。
遠からず、相手はあなたを幸せな気分にしてくれます。
あなたがそこを諦めないで、その幸せな心を相手に与え続けることができたら。
もう当たり前の話です。当たり前のことが難しくてできない。
ですから、この真我体道は、当たり前のことを地道にやっていきましょう、ということです。
それをちゃんと言葉、そして実行に表せるように訓練していくということです。
真我開発講座はデジタルだから、真我体道はアナログ的です。
だから、意識的にやりましょう、表から形から入っていきましょう。
最初は、多少意識的にやらなければ、なかなか気づけないことがある。
真我開発講座は、中から入って心が変わっていきます。
真我体道は、むしろ場合によっては、心が伴わなくても形から入っていきましょう。
形から入っていくうちに変化していく。
あなたがムスッと怒った顔をすると、間もなく相手も同じような顔になっていきます。
そうすると、あなたはなんとなく自分が先にムスッと嫌な顔したこと忘れて、相手が嫌な顔してることだけ気になり出して、自分も気分が悪くなる。
そして、何であいつはムスッとしてるんだ!と言ったり思ったりします。
実は、自分の方が先なのに。でも、あなたが例え作り笑いでも笑顔でニコッと接したら、思わず相手もつられてニコッと返ってくる、こだまのように。
そうすると、ニコッとくると何か感じの良い人だと思う。
実は、自分が先にニコッとしてるのに。
そうすると相手に良い感情が浮かぶ。その良い感情がさらなる笑顔になる。そうすると、さらに返ってくる。だんだん良い人に見えてくる、本当に良い人になる、お互い。
大変仲良くなる、大変良い一日良い時間になるその時間帯は。
でも、最初は形から入ったけれど、知らないうちに形ではなく本当に心からそういうふうな気持ちになってきた。
それでいいんです。少なくともムスッと嫌な顔してるより、作り笑いでもいいから笑顔の方がいいんです。
作り笑いというのは、何とかこの人と作り笑いでもいいから仲良くやりたいという証明。その心は、分りますか?
努力している、努力は認めますよね?どこかのお店の店員さんでも、作り笑い、作り愛想と分っていてもムスッとしてるより笑顔の方がいい。
本当は心からの笑顔で自分を好きな気持ちでやってくれれば最高ですけど。
ですから、作り笑いでも、だんだん相手から返ってくると気分が良くなる。
本当に形や言葉がその幸福を作っていきます。
そこを訓練します。それが真我体道です。