※受講生と学長(佐藤康行先生)との質疑応答より
学長:仏教に自力本願、他力本願というのがあります。
自力本願というのは自分の力を、自分を信じて、自分の力で何かをしようということ。
他力本願は、他の力で何かをやってもらおうということです。
ここでいう、本当の他力というのはその二つではないです。
絶対他力というのがあります。
この絶対他力というのは、簡単にいうと宇宙の法則です。
地球が自転して公転して、自動的に太陽の周りを回っている。物を落とすと下に落ちる。
全て絶対他力。それを神の業、神の力ともいいます。
その絶対他力を活かすには、真我の目覚め、真我の覚醒しかないということなのです。
真我に目覚める、真我を覚醒する、真我を開く、真我を実践するということに尽きるわけです。
そうすると、その真我は神だから、自分の力、自力も信じられないくらいの自力が出るのです。
それを自分のためだけではなくて、他人を生かす為にその絶対他力、真我を使うと自分は無限に進化していくです。
魂の上で次元が上昇していくわけです。
そしてそれにまつわる全てのことも同時に変わってくるのです。自分の意識が変わると。
自分の考えというよりも、他人の考え、他人の心、問題、悩みを聞くところから専念する。
相手は何を言いたいのか、何を言いたいのか徹底的に聞くことから専念してみてください。
何か自分が話すのではなく、耳です。
これから耳を中心にすると、全く真逆になります。
これまで思っていた自分と。
耳というのは相手の言っていることを聞く耳、
思っていることを聞く耳、
そしてその奥にある満月の心を聞く耳。
目も同じです。
今日からスイッチを変えてください。
口から耳に。
何を望んでいるのか、相手が何を望んでいるのかわからないでやっていると、盲滅法に目をつむって何かをやっているのと同じです。
何かをやる以上は、人様のお役に立とうという気持ちがあるでしょ。
人様のお役に立って喜ばれたら、自分の自信になるし自分のためにもなります。
そしてそれは宇宙の絶対法則の中でやらされたら、まさに神の働き、神の力を活かさせて頂いているということにもなります。
スイッチを変えてみてはいかがでしょうか。