学長(佐藤康行先生)が初めて出された書籍、「成功と幸福を呼ぶ言葉」は、第一作目にもかかわらず、学長のいわれる真我の深い真髄がすべて入っているように感じる。
人は神という究極のことから、ビジネスの営業に関することまで全て網羅されている。
この書籍は、書店を通さずに学長自らが2万冊を手売りされたというからビックリだ!
「人生はセールスそのものだ」
一般的にセールスというと、ただ商品を売ることと考えられていますが、私の捉えているセールスというのは違います。
もっと大局的に捉えています。
簡単に言えば、人生はセールスそのものだ、と思っています。
この世の中は、全てセールスが基本になって動いているのです。
赤ちゃんは、自分の欲望を泣いて母親に訴えかけます。
これもセースルなのです。
母親も、自分の子供が健全で、立派な人間になってくれるようにと、いろいろなことを 働きかけています。これもセールスです。
学校に行けば、先生は生徒にしっかりと勉強してもらおうと、教育というものを売り込 んでいるのです。
生徒も、手をげて、自分の答えを主張しようとセールスしています。
社会に出るときも、面接試験で、自分の素晴らしさを売り込んでいますし、会社は会社 で、自社の素晴らしさをアピールして、存分に働いてもらおうと、セールスしています。
医者にしても、患者に治療や薬とともに、安心感を与えていますし、弁護士にしても、依頼者に法律的根拠と勇気を与えています。
政治家などは、当選するために、自分を売り込んでいる典型です。
セールスそのものなのです。
全ての職業の人が、そして全ての個人がセールスをしているのです。
国家対国家にしても、自動車を売りたい、米や牛肉を買って欲しいということから、援助や交渉全てが、セールスを通じて行なわれています。
この世の中は、セールスで動いているのです。
人間は、何かを訴えて、何かを売り込んで生きているのです。
ですから、自分の持っているものや、考えていることを、できるだけ正しく、誤解のないよう に伝えていく能力を、身につけることが重要なのです。
自分の扱っている商品の素晴らしさを、そのまま伝えられるようになることなのです。
自分自身の素晴らしさを、そのまま伝えていくのです。
そういう能力を身につければ、人生はもっと豊かになりますし、運勢もよくなってくる のです。
そのためには、昨日より今日、今日より明日というように、毎日、自分自身を開拓し、 成長させていくことなのです。
自分を、急激に変化させることは難しいですが、日々の積み重ねの中で、少しずつ変化 きせていくことは誰でもできるのです。
どんな小さなことでもいいですから、昨日できなかったことを、今日やってみるのです。
そして、新しい自分を発見するのです。
日々、自分を成長させていくことです。
(「成功と幸福を呼ぶ言葉」より)