※本日の「佐藤康行の引きこもり家族支援」の講話より
学長(佐藤康行先生):今日、たまたま私が乗ったタクシーの運転手さんに前職を聞くと、体育の家庭教師をやっていたというのです。
子供を公園に連れ出していろんなことをやらせる、そういうことをやっていたそうです。
そして、何故その仕事をやめたのか尋ねると、親と子の考え方のギャップがあまりに激しくて、苦しくてやめたのですと話していました。
要するに、親と子の考え方の違いです。これは世代間ギャップというか、当然時代が違ってた。
私が子供の頃は引きこもりなんて聞きた事がないです。
何年も引きこもって、何故こんな現象が起きるのでしょう。
これは親と子の脳の違いもあるのです。子供は子供の考えがあるわけです。なのに、親は「こうしたら良い」という考えを被せるのです。
親の知らないうちにできた理想論で子供を見下ろす。
そしたら子供がだんだんやる気もなくなり、モチベーションが出なくなり、そうなったら部屋から出なくなったりする。
親は親で良かれと思って、やっているわけです。
そのタクシーの運転手さんは、親からは思いっきり厳しくやってください。時には引っ叩いて良いとも言われるそうです。そんなことできるわけないのにと言ってました。
そういう脳の違い。
被せ型と、私がやっているのは引き出し型。モチベーションを引き出し、やる気を引き出し、個性を引き出し、全部引き出す。
もともとあるから引き出せば良いのです。ないと思うから被せるわけです。
私のやっているワークは全部引き出すワークです。
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