本物の感謝とは

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※学長(佐藤康行先生)と受講生の質疑応答より

 

質問者:これまで宗教で学んだ教えの感謝と本物の感謝の違いは真我の追求で本当にわかるようになるのでしょうか?

 

学長:間違いなくなります。私は雲で喩えています。太陽が真我です。ここに黒い雲があり、ここに白い雲があります。

 

黒い雲は悩んでいる心。白い雲は感謝していると思い込んでいる、愛してると思い込んでいる心。

 

下から見たら雲が邪魔をして太陽が見えないわけです。

でも太陽こそが真我なのです。白い雲も黒い雲も単なる雲に過ぎないのです。

 

黒い雲はまもなく雨がザーッと降ってカラッと晴れます。この太陽が見える事が本当の感謝なのです。

 

太陽があるということを頭でわかっているだけだったら、理屈でわかっているだけだから、本当の感謝とは言えないのです。

 

本当の感謝は湧き出てくるわけです。

 

後からインプットして教え込まれると、感謝しろと言われれば言われるほど、あなたは今感謝していない、感謝が足りないと言われているのと同じで、なかなか自分を認められない。

 

私は親に感謝もできないのかと逆に自分を責めたりする可能性があるのです。

 

でも本当に真我の心が出てきたら、「お母さんありがとうー!」って心から感謝し涙をすると、作られた感謝ではなく本物の感謝なのです。

 

本物の感謝が出てきた時に、雲もどけてくれて太陽だけになるのです。

 

本当の太陽、神そのものの、感謝そのものの心が出てくるのです。後から、植え付けなくていいのです。

 

自分の中にあったんだということに気付くのです。

 

雲で見えなくても太陽はいつも1秒も休まずに光輝いていたんだ。

 

父母の愛は、自分が感謝できない時もあったけど、いつもどんな時も自分の中に愛している自分がいたんだと。

その雲がのけた時に、太陽が燦々と輝いているという体験をされているのです。

本物と偽物の違いを今はちゃんと説明ができると思います。

 

ぜひ真我を極めていってください。

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