全日空での実例
学長の最新書籍「美点発見」の準備が着々と進んでいる。 美点発見とは、人の素晴らしさを発見することで、人や物事の見え方が、まるでメガネが変わったかのように変わるという、学長が編み出された究極の手法。 見える世界が変わと、実際に目の前に現れる現...
学長が全日空の社員教育のために編み出されたリーダーシップ研修。
当時、抱えていた様々な課題の中で、一番は中間管理職がいかにリーダーシップを発揮して部下を動かすかということ。
トップの意向に沿って、部下がいきいきとやる気をもって業務を遂行するには、どうリードすればよいのか。
そこで、学長はトップダウンとボトムアップの融合というワークを編み出された。
一方的なトップダウンで部下を動かすのでも、また部下がやりたいことを思い思いにするのでもない。
トップの意向に沿って、部下が最大に能力を発揮する仕組み。
今から17年ほど前に、関西空港で初めてリーダーシップ研修が行われ、大反響だった。
その後、今から約10年ほど前、松山空港に赴任していた頃のこと、松山空港で働くスタッフは約200名で、当時夫は松山空港の社長として勤務をしていた。
松山空港をより質の高いものにするため、まず夫が取り組んだのは社員の美点発見だった。
ノートを用意して1ページづつ松山空港の社員200名の顔写真を貼り、一人一人の美点を書いていった。
一人で社員の美点発見を書いていただけで、会社がみるみる変化していった。
そして、ちょうどノートが完成する頃、不思議なことが起き始めたのだ!
(つづく)