どんな時も相手に「聞く」ということは、学長が必ずされていることだ。
先日、摂食障害の息子さんの事で悩まれている方が学長に質問をされた。
質問者:息子はおかげさまで、すごく良い方向に変化をしています。
先日、佐藤先生に息子の好きな食べ物を書き出してみなさいと言って頂き、いろいろな気付きがありました。
今までは、買い物に行った時に、これ美味しいから買っていこう。息子も食べるかな?という順番だったのですが、
そうではなくて、私がこれが美味しそうだから買うのではなく、
きっと息子が好きなんじゃないかと思って買うという順番が良いのではと今は思っています。
息子のことを先に考えてあげるというか、、。
学長:それはビジネスでも全部同じなのです。自分が食べたいものをお客さんに出すのではなく、
お客さんが食べたいものをお客さんに出してあげないといけない。
しかし、きっと息子はこれが好きなのだろうというのも違う。
聞いてみることです。
「今、こういう店に来ているのだけど、あなたこんなの食べない?」って。
そして、息子が食べたいと言ったら買えばいいですね。
そうしたらコミュニケーションもできて一石二鳥です。
人は、今日はいらないけど明日は食べたいというのもあるじゃない。
今日食べたいものと1ヶ月後に食べたいものは違う場合があります。
「きっと」というのも、それも自分の考えなのです。
そういう発想は全てに応用できます。
きっと皆んなはこんなことを望んでるだろうって、私が言っても、一人一人いるからそれは違うでしょ。
だから、私はいつも質問を聞いているのです。