※質疑応答より
質問者:これまで繰り返してきた自分の考え方のパターンを変えたいですが、どうすれば良いでしょうか?
学長:皆さんに共通していることですが、簡単にわかりやすくいうと、自分はこういう考えというのがあるでしょ。
こういう考えが、外に投影される。
自分はこういう考えだというのは、それをフィルムだとしたらそれが投影される。
そのスクリーンが自分の考えになって、またスクリーンに映る。
それが原因結果、原因結果の法則。
しかし、人の心や現象面に真我の光を当てることによって、それが上に上がるわけです。
すると、スクリーンに映る姿が変わる。
もうその同じ位置ではないから。
今度は、その部分がスクリーンに映る。
そうすると見る世界が変わってくるわけです。
簡単にいうとそういうことです。だから、そのようにしか見えなくなるのです。
そのようになろうではない。そのようになろうというのは、なっていないから、そうなろうとする。
そのようにしか見えなくなる。
さらに上に上がったら、スクリーンも同時に変わる。
すると、下で掴んでいたものは上に上がると違うから、手放さなければいけなくなる。
でも手放した瞬間に、新しい自分になる。
新しい自分になると、新しい自分にザーッと引き寄せられてくる。
それを私は黄金の谷と言っている。
これが上に行けば行くほど、もっと広く捉えられるようになる。
もっと上にいくと、もっと広く捉えられる。
広く捉えられ、より深くなる。
意識が高い。
逆さまにすると考えが深い。
意識が高いと、より全体像から見渡されるわけです。
八方塞がりの方が良いのです。なぜなら上に行かざるを得ないから。
あっちにも行けないから。八方だから、後ろを向いても行けない。ドアだらけになっちゃう。こっちを向いても行けない。
だから上に行かざるを得ないということです。
簡単にシンプルにいうとそういうことです。
そのためには真我の覚醒しかないのです。
要するに、簡単にいうとおもりを持っているのです。海でおもりを持っていると沈んでいくでしょ。
そのおもりを手放した時にふっと浮くわけ。
場合によっては、付き合う相手によっては下に落ちていかなくてはいけないこともある。
落ちていったら、その落ちていった時のスクリーンに映る姿があるわけ。
手放した時に上がるか、そのまんまの変わらない位置にいるか、また縁によって落ち込んじゃう可能性があるのです。