昨日、引きこもりをテーマにしまNHKの特別ドラマが放映されていた。
1時間程のドラマだったが、自分自身の体験も重なってか、涙が止まらなかった。
今となっては遠い昔に感じるが、うちの子供達も2人共不登校と引きこもりを経験している。
昨日、NHKのドラマを一緒に観ていた息子に、不登校の頃の話を聞いてみると、受験勉強をはじめ学校で当然のように行われていたことに全く価値を感じず、常に違和感を感じていたとのことだった。
勉強をして偏差値を上げ、良い学校に入り、良い企業に就職をするという世の中の常識に対しての違和感だったそうだ。
そうはいっても、私達親もすべては子供の幸せを願ってのこと、どうしていいのかわからなかった。
昨日のドラマのように、私自身も悩みに悩んで自分自身を常に責め続けていた。
すべて自分のせいだと思っていた。ある時、体調に異変を感じて病院に行くと潰瘍性大腸炎という難病を告げられた。
医師から、潰瘍性大腸炎というのは自己免疫疾患で、自分で自分を攻撃するような病気だと告げられた時は、心が体にそのまま影響しているのだということを身をもって知った。
どこまでも抜けきれない原因と結果の法則。そして、その解決法は真我にしかなかった。
子供への愛、そして子供からの親への愛が本当にわかった時に全てが解けて悩みが消えていった。
実は、以前、娘も小学生の頃不登校をしていた。セミナーで学長に娘のことを相談した時に学長から言われた言葉は忘れられない。
それは、「娘はあなたの子ではない。神の子です!」という言葉。それを聞いた時は正直理解ができなかった。
自宅に戻り呆然としていたのだが、次の朝、いつものように布団から出れずに青い顔色をしている娘を見てハッとした!
「そうだ、娘は何の問題もない。娘は大丈夫だ!」と確信できたのだ。
その瞬間に、青ざめた娘の顔色が一気にピンク色に変わり何も言わないのにニコッと笑っていた。そして、その日から娘は登校した。
学長の「子供は神の子」という究極の言葉が、少し時差はあったものの、自分自身の頭ではなく魂の奥深くに響いたのだと思う。
すべて学長に救われて今がある。
世の中のすべての矛盾や問題の本当の答えは真我にしかない。