※質疑応答より
質問者1:正しさについて教えてください。
学長:自分の正しいという概念は、過去だれかに聞いたこととか、世の中で常識になっていることが、
自分の中の正しさになっているのです。マスコミのいろんな情報だとか。
しかし、本当の人間の正しさと、作られた正しさがある。
その作られた正しさを強く持っていれば持っているほど、その正しさで人を裁く可能性がある。可能性ですよ。
あいつはなってない、こいつはダメだと。
それは社会のルールとしては大事なのですが、それで逆に人間関係がおかしくなったりするし、それを自分の武器にしたりするわけ。
それを武器にするとそれに依存する。その武器を。
本当の正しさというのは真我です。
質問者2:悪夢を見る時がありますが、どう捉えたら良いですか?
学長:真我に目覚め、自分の中にあったものが浮かび上がって消えていく段階だと。一回浮かび上がってきて消えていく。
浄化されている。そういうのが出るというのは良いことなのです。
鍋の湯気が出て消えていくような。イメージとしたらそういう感じです。
出たら消えるということ。
自分の中にあるから出てきたのです。ない袖は振れないのです。夢も全部何かの記憶なのです。
記憶が寝ている時に浮かびあがってくる。
それを現実にそういうことが起きるのではないかと思ったら、思った通りになっちゃうから、
悪夢が起こしているのではなく、自分がそのまま受け止めたということなのです。
受け止めなければ、それは良いことだと受け止めれば、いいのです。
心というのは認めた時に初めて存在してくるのです。
認めなければ存在しない。
お化けだって、お化けがいるなって認めた時に、そのお化けが存在してくる。
三日月をああいう月があると認めたら、自分の中で三日月が存在する。
世界中の人が三日月だと信じている。でもあんな月なんかないわけです。
皆んな何十億の人がそのまま、見たものをそのまま信じている。
だから真我しかないのです。
月はまん丸で大きな球体だと。
人は皆んな愛そのものだと、神そのものだというところから出発する。
真実を知る。